|| 酒屋のおやじのつぶやき ||

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復興途上、新酒続々!

 2011年3月11日、誰もが忘れられない東日本大震災より一年の月日が流れようとしています。長い一年に感じられた方、またあっという間の一年に感じられた方、人それぞれ様々な想いを持っておられると思います。東北・北関東地方の銘酒蔵も多かれ少なかれ被害を受け、再建・大改造を余儀なくされた蔵元さんも少なくありませんでした。津波被害を受けた宮城県石巻市の「平孝酒造」平井社長は“負けてたまるか!”という思いを胸にして、あの日以来、突っ走ってきました。震災当時の写真は全く撮っていないそう。『今になって考えてみると、記録しておくべきだったと思うんですが…あの当時は悲惨な状況を認めたくなかった…」そんな状況の中から、一歩一歩酒造りの再開に向け進んできた平井社長。そして被災したそれぞれの蔵元さんの想いも同様だったと思います。。昨年のあの状況を考えれば、今年の酒造りの再開は不可能かと思われましたが、みなさん今年は例年以上のお酒を醸されました。その裏には絶対に震災のせいで酒質が落ちたとは言われたくないという、各蔵元の執念に近い想いがあったのです。もちろん改修、新たな設備の投資には巨額のお金がかかっており、今期以降も改修せねばならないことはたくさんあり、復興したとは言えない各蔵元。それでも、蔵元のみなさんは絶対にあきらめないと誓っています。東北のお酒は今年も健在、ぜひ復興にかける各蔵元のお酒をお楽しみください!